今回の都議選を棄権した人達に共通するかもしれない事

 先週、都議会議員選挙が行われました。来月の参議院選挙の
前哨戦と言われていましたが、大方の予想通り、自民・公明の
圧勝でした。政治は、政権与党に対して、しっかりした野党の存在
があることで、いいバランスが保たれるような気がするので、自公
の候補者が全て当選する事態というのは、いかがなものかと思い
ます。これでは、政権与党の思うがままの状況になってもおかしく
ありません。


 ですが、それ以上に憂うべき状況は、都議選の投票率が、43.50%
だったということです。これは、戦後2番目の低さだったとのことです。
ニュース等が報じていた、棄権した人達の理由の分析を見ていて
目立ったのが、「どうせ行ったって自民が…」とか、「野党が頼りない
から…」といった意見でした。要するに、あきらめです。この報道を
見ていて自分が思ったのは、すぐあきらめる大人が多いんだなあ
という事です。「どうせ…」と思わずに、棄権した約6割の人達が、
投票に行って意思表示をしていれば、その6割という数字は、何
らかの変化を起こすのに十分な数字だったということです。結果が
見えていて、「どうせ…」となる心境もよくわかりますが、そこを踏ん
ばらなかったら、変わるものも変わりません。選挙なんて、投票で
言えば、たった一日どころか、数分で済むことです。そんなことですら、
簡単にさじを投げるということは、大げさかもしれませんが、それだけ
多くの大人たちは、個々の夢や希望に対しても、すぐに投げ出して
いるのではないかと想像してしまいます。こんなことを書いている
自分は、理想を抱き続ける揺るぎない人間では全くありませんが、
今回の都議選の結果を見ていて、何となくそのように感じました。


 7月21日の参院選、「どうせ…」という世間の雰囲気に流されず、
一人でも多くの人が清き一票を投じに行くことを願いたいと思います。
身体に染みついた、あきらめ癖を治す、意味ある一歩になるかも
しれませんよ。

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