精進のお盆に肉食について考える

 7月末の休止します宣言からたった2週間で、早くも再開です。
どうしても書かねばと思ったことがあったので、つい…。


 今自分は、ピーター・コックスさんという人が書いた『ぼくが肉を
食べないわけ』という20年以上前の本(1998年に新版が出ている
そうです)を読んでいます。その中に、動物の屠殺について触れた
項目があり、考えさせられるものがありました。屠殺の事実に初め
て触れた訳ではなかったのですが、食肉が市場に出回っている以上、
日々どこかでその処理が行われているのは、当然な事であり、なん
らかのきっかけがないと、つい見過ごしてしまいがちです。以前に
新聞で、魚は、スーパーで見かける切り身の状態で泳いでいると
勘違いしている子供が、ある程度いるという記事を読んで、驚いた
ことがあるのですが、肉だって、元々が、パックされたあの状態では
ないことは、まぎれもない事実です。でも、前から気になっている事
ですが、若くてかわいらしい女性芸能人が、焼き肉大好きとか、肉
しか食べない等とテレビで発言しているのを見ると、なんとなく違和感
を感じてしまいます。最近は、男女関係なく、文字通りの肉食系な
若者が多いようですが、きっと彼らは、肉が皿にならぶまでの出来事
について触れたり考えたりする機会が、無かったんだろうと思います。


 自分は、肉を全く食べないわけではありません。少しは食べること
があります。なので、肉を食べるなということが言いたいのではありま
せん。肉食をしている方々に自分が訴えたいのは、市場に出回るまで
の経緯について無関心でいてほしくないということです。そこの部分が
抜け落ちている人は、魚が切り身で泳いでると思い込んでいる子供
と同じで、笑ってられないと思うのです。


 この夏休みに、大人も子供も、肉食について考えてみるといいの
ではないかと思います。自分が今読んでいる本を含めた色々な書物
や、妻夫木聡さん主演、『ブタがいた教室』(黒田恭史さん著、『豚のP
ちゃんと32人の小学生 命の授業900日』を映画化した作品)等の映像
を参考にしたり、東京・品川にある「お肉の情報館」に足を運んだりすると、
いいように思います。残酷な現実と向き合うことになるかもしれません
が、そのような実情がある上での肉食なんだということを、知るのと
知らないのとでは雲泥の差だと思います。


 中断したばかりだというのに、あっという間に戻ってきて、しかも長々
と語ってしまい、失礼致しました。また、おとなしく休止に入ろうと思い
ます。でも、時々、気まぐれにひょっこり語っていたりして…。

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